Rev. John L. Odhner, “A Light Burden ? Easier Ways to Shun Evils”(General Church Publication Committee, 1989)
の和訳版。

ジョン・L・オードナー著、山田茂訳

著者は、現在ブリンアシン神学校で神学教育担当。霊的カウンセリングの面での専門家です。


訳者あとがき

 「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」(マタイ11:28)。

この言葉にひきつけられ、教会の門をたたく人も多いと聞きます。しかし、仕事や家庭の問題、自分の欠点などの悩みについて、克服と改善を願って祈り、罪の赦しと恵みを確信しているはずなのに、相変わらず過去のしがらみを引きずりながら歩んでいる自分を予想できたでしょうか。

再生のプロセスは、生命の誕生と成長の奇跡的な過程と同様に、生涯の長い間にわたり、悪を避けるという地味な行動の結果、徐々に築かれてゆくもので、一朝一夕には完遂されません。

それは数多くの戦いを経験するなかで培われ、善に親しみと喜びを覚え、悪を汚物を見、不快感をもって斥けるようになることです。そのとき戦いは終わり、平和が訪れ、誘惑や試練が牙をむくことは、最早なくなります。主が与えるこのような永遠の安息を、仕事や勉学上の目標を達成したとき味わう心の充足とか、何ら功のない者を、信仰のみにより恵みによって義とされた安心感としてしか捉えていなかったことに、みずからの至らなさを感じます。

 さて、本書は、ジョン・オドナー著、「A LIGHT BURDEN ― Easier Ways to Shun Evils」の和訳です。悪を避けるというテーマは、だれにとっても身近な問題であり、素通りできない課題であるため、このまたとない役立ちの機会に、責任の重さを感じざるをえません。原著の内容を正しく伝えることはもとより、読者が共感を覚え、励ましを受ける小冊子となるように努めました。

聖書の引用部分は、日本聖書協会「新共同訳聖書」を、スウェーデンボルグ著作からの引用は、既刊のアルカナ出版原典訳を使用しておりますが、著者の引用部分に整合させるため、若干手を入れたところがあります。

だれでも実行可能な天界の教えのすばらしさ、平易さに、わたしは畑に隠された宝のたとえを思い出します。日常生活のただ中で働く主の導きにゆだね、さらなる一歩を踏み出すきっかけとして下されば幸いです。訳出にあたって、ご指導いただいた長島先生をはじめ、尽力くださった方々に敬意と感謝を表する次第です。


霊的生活を活性化させる小冊子

山田茂さん
荷は軽い
- 悪を避ける簡単な手順
ご注文はこちらへ